訪問介護
自身や家族だけで日常生活を営むことが難しくなった要介護者・要支援者に対して、横浜の介護福祉士やホームヘルパーが自宅に訪問し、入浴や排泄などの介護、掃除や洗濯、調理などの援助、通院時の外出移動サポートなどの日常生活上のお世話を行うサービスが訪問介護です。
訪問介護を利用できるのは、軽費老人ホームや有料老人ホームなどの居室を含む居宅で生活を送る「要介護」と認定された本人だけです。
訪問介護を利用できるのは、軽費老人ホームや有料老人ホームなどの居室を含む居宅で生活を送る「要介護」と認定された本人だけです。
対象者
訪問介護を受けられるのは、要介護1以上の認定を受けている方です。
要支援1または2の認定を受けている方は、「介護予防訪問介護」という形でサービスを利用できます。ただし、要支援1の場合は週2回までなどの一部の利用制限が設けられています。
介護予防というのは、要介護状態にならないように予防策を講じることです。健康や心身機能を維持するために行うものであり、身体介護ではありません。
訪問介護を受けられるのは、要介護1以上の認定を受けている方です。
要支援1または2の認定を受けている方は、「介護予防訪問介護」という形でサービスを利用できます。ただし、要支援1の場合は週2回までなどの一部の利用制限が設けられています。
介護予防というのは、要介護状態にならないように予防策を講じることです。健康や心身機能を維持するために行うものであり、身体介護ではありません。
身体介護サービス
■横浜エリアで行う身体介護について
食事や入浴、排泄、着替えなどの介護であり、身体に直接触れて行う介護のことをいいます。具体的には、食事のケアをはじめ、入浴では部分浴(洗顔・洗髪・陰部・足部などのみの洗浄)、清拭(体を拭いて清潔にすること)、衣類の着脱、床ずれ予防のための体位変換・姿勢交換、排泄のケア、歩行介助、車いす等にかかわる介助などがあげられます。訪問介護では、日常的な介護を必要とする方に、身体機能向上のための適切なサービスを提供しています。入浴の介助
自力で入浴することが困難な方に対して、他者が介助を行うことをいいます。多くの高齢者の方が入浴介助を必要としており、身体を清潔にするのはもちろん、精神的・肉体的な苦痛と緊張を緩和させることを目的にしています。転倒、意識喪失などのリスクもあるので、介護の専門性が要求される重要なサービスのひとつになります。入浴介助には、見守り程度で入浴が可能な方もいますが、膝痛や腰痛等がある方などは、シャワーチェアや簡易式手すりなどの福祉用具等を使うこともあります。
排泄の介助
ひとりでは排泄の行為・動作が難しくなった方や、排泄機能に障害がある方を手助けすることをいいます。具体的には、トイレへの誘導をはじめ、排泄の手伝い、オムツ交換なども行います。
食事の介助
ひとりでうまく食事ができない方のために介助を行うことをいいます。人が生きていくためには、必ず栄養を摂らなくてなりません。しかし、高齢になると、内臓の機能も衰えるため、栄養を取りにくくなってきます。そこで、口内や腸などの機能保持と健康を保つための土台をつくり、利用者一人ひとりに合った食事形態を見つけます。食事介助では、摂食介助だけを行うのではなく、利用者の食前・食事・食後の食事環境をトータルでサポートしていくことが重要になります。
着替えの介助
ひとりでうまく着替えができない方のために介助を行うことをいいます。訪問介護の高齢者で、とくに寝ることが多い方は、意外と汗をかいているものです。こまめに着替えを行うことで、清潔な状態を保ちます。また、着替えの動作は、身体機能の低下を防ぐうえでも重要になります。着替えはゆっくりと、なるべく自分でできる範囲のことをしてもらい、無理な場合は手を貸しましょう。片麻痺の方の場合には、利用者を椅子に座らせて、介助者は後ろにまわって介助します。本人の状態に合わせて、利用者本人が自身でできる部分と介助が必要な部分を見極めながら、着替え介助を行います。
清拭
お湯などで身体を拭くことによって清潔を保つ方法をいいます。福祉の分野においては、入浴できない要介護者に清拭を行います。身体のかゆみによるイライラを解消することで、精神の安定を図ることを目的としています。体力や安静の度合に応じて、手と足などを行う「部分清拭」と、全身をふく「全身清拭」があり、訪問介護の利用者の希望に沿ったサービスを行います。
身体整容
訪問介護のサービスのひとつであり、ADL(日常生活動作)の洗顔・歯磨き・整髪・爪切り・耳かき・ひげそり・整髪などを行います。整容とは、一般に、形や姿を正しく整えることをいいます。衛生面のケアは、リフレッシュ効果はもちろんのこと、 生活のモチベーションアップにもつながっています。加齢による身体の不具合によって、毎日の身だしなみをおろそかになりがちですが、身なりを整えることで、他者に見られているという意識が芽生えます。
体位変換介助
自力で体の位置を変えることのできない方のために、こまめに体位変換を行う「身体介護」のひとつです(訪問介護)。血行障害による感覚麻痺や褥瘡(床ずれ)などを防止するために、少なくとも2〜3時間以上同じ姿勢でいることは避けます。体位変換で大事なことは、介助者のペースで無理矢理に引っ張って動かそうとしないことです。どうするのかを伝えてから、利用者の意見を聞きながら行います。
移動の介助
人が生活するうえで必要になる「起き上がる」「座る」「歩く」ことが困難な方のために、移動の際に介助することをいいます。普段の生活では、食事・排泄・衣類の着脱 などには移動がともないます。利用者の移動動作には様々なシーンがあり、一人ひとりに合わせた介助を行う必要があります。そのためには、1.利用者の移動能力はどれくらいか(介護の指示の理解力)、2.普段はどのような方法なのか(つえなどの介助機器を使用・不使用)、3.介護者の身支度は大丈夫か(服装、履き物、装身具など)4.必要な介助機器の点検(車椅子のシートのたるみ・ブレーキの効き目など)など確認する必要があります。訪問介護はもちろん、居宅やデイサービスなどの介護事業サービスでは移動介助は重要であり、いかに安全に移動させるかが課題になってきます。
服薬介助
高齢者は、複数の病気を持っていることも少なくなく、作用の異なる薬を何種類も服用しなければなりません。加齢により抵抗力が弱くなってきているので、薬に敏感に反応する場合もあります。訪問介護などの介助者は、誤薬やセットミスなどに気をつけて、誰が?何時に?何回?何を飲むか?を把握して、細心の注意を払わなければなりません。また、口の中に薬を入れた後に出してしまうなど、飲んだふりをする利用者さんもチラホラ・・・。「お薬を飲んでいただけましたか?」と声がけをして、 服薬確認 も行いましょう。
生活援助サービス
■生活援助について
高齢者本人や家族が家事を行うことが困難な場合、訪問介護スタッフ(ホームヘルパー)が利用者のもとへ伺い、掃除、洗濯、調理などの日常生活の援助を行うことをいいます。■生活援助例
掃除 |
利用者宅よって、掃除の仕方は違います。初回の訪問で掃除方法を把握し、掃除機、水拭きなどできれいに掃除します。日常品の整理も行います。(清掃道具・洗剤等は利用者のものを使用します)。 |
ごみ出し |
地域によって、ごみを出す日時が異なります。清掃当番がある場所もあります。(清掃道具・洗剤等は利用者のものを使用します)。 |
洗濯 |
洗濯物を洗濯する→干す→たたむ→たんすやクローゼットに戻すまで行います。 |
アイロンがけ |
必要によってアイロンも使用します。 |
料理 |
調理食材の買い物から料理の下ごしらえ、利用者の好みの味付けに合わせ、栄養面を考えた料理作りや片付けまでを行います。 |
ベッドメイク |
シーツの交換やふとん干しを行います。利用者によっては、ふとんの上げ下ろしなども行います。 |
衣服の整理・被服の補修 |
衣替えの際の整理整頓と、洋服が破れたり、ボタンが取れた場合は補修を行います。 |
買い物 |
ひとりでは困難な方のために、必要最低限の日用品、利用者宅の近所のお店で買い物を代行します。 |
薬の受け取り |
薬局や病院などでの定期的な薬の受け取りを、利用者に代わって行います(要処方箋)。 |